随分ご無沙汰しております。
前回の更新から半年近く新規の記事を書いていませんでした。
これにはいくつか理由があります。
1、仕事の方が忙しくなって精神的な余裕が少なくなった
2、世の中が様変わりしてきたため、更新するモチベーションが低下した
3、僕がおっさんになってきたため、気力が落ちた(記事を書く気力、遠くまで出かけてカフェ巡りする気力)
1は完全に私的な理由ですし、おそらく3月頃には解消しそうなのと、3についても記事の作り方をもっと自分に負担が少ない方法にしていこうと考えているので置いておいて、今回は2の方の理由について書かせていただきたいと思います。
2008年初頭、僕は「カフェや喫茶店にふらりと入ってのんびりゆっくりしたい、同じお店ばかりではなく色々なお店に行って楽しみたい」という想いを持ってこのブログを始めました。
しかし、2012、3年頃からでしょうか。だんだん東海地方のカフェも、空間・居心地・心地よい接客よりも、インスタ映えや美味しさを追求し、またケーキ・コーヒー・かき氷等(つまりメニュー)の方に力を入れて、回転を上げ、新規客をどんどん呼び込んで商売として回しやすいお店というのがどんどん増えていったように思います。また、やむを得ない部分もありますが値上げも激しくなり、もはや貧民の僕が気楽に何店舗も巡るということが難しい状況になってきました(これらの傾向をはっきりと僕が認識したのは2016年の終わり頃~2017年頃です)
それらのことを行っている個々のお店を責めることは出来ませんし、もちろん僕にそんな資格はありません。生き残りをかけて、そのような方向に向かっていくのはやむを得ないのかもしれません。 ただ、個人的な気持ちを言わせてもらえば残念な傾向だと思います。これではもはや「カフェ・喫茶店」ではなく「カフェのような雰囲気の飲食店」なのでは…(それが即悪いとか嫌いというわけではなく、そういうお店でも僕が本当に好きなところもあります。皆が皆そのようなお店になっていく傾向があることを嘆いているのです)
2013年頃、名古屋市内に数店舗の喫茶店を経営する社長さんとお話させてもらった際、その社長さんが「僕はこれからカフェはカフェじゃなくなっていくんじゃないかと思っている」というようなことを話されていましたが、今考えてみると、まさにその社長さんの言う通りになったなぁと思うのです。
長々と書きましたが、つまり僕が好きなタイプのお店が減ってきたということです。財布的にも時間的にもふらりと気楽に行けてのんびりできるというタイプの個人経営の喫茶店・カフェは絶滅危惧種になりつつあるのかもしれません。それでも、まだ記事にできていない僕のお気に入りのお店というのは沢山あります(それらを記事に出来ていないのは「1」と「3」の理由です)から、そういうお店を記事にしていきたいと思っています。






2010年代もあと数十分後には終わり2020年代に突入します。このブログは丁寧な記事作りを心がけてきましたが、今後は、もうちょっと雑というか楽に、普通の日記ブログに近い形にしていくつもりです。というわけで一応まだこのブログは続けていくつもりではあります…。 来年もよろしくお願いしますm(__)m